新型コロナウィルスの影響で、学校の休校措置や学習の遅れについて、お子さんや保護者の方にとっても不安で仕方がないのではないでしょうか?
そんな状況でも、特に小学6年生・中学3年生・高校3年生に関して言えば、受験を控えていて、受験は待ってくれない状況にあるわけです。
受験生ではない学年に関しては、次学年に学習内容を繰り越す形で対応できますが、受験生はそういうわけにはいきません。
学校や塾など、人が集まる場所には行きにくい状況下でも「勉強しなきゃいけないのは分かってる!「でも…」という方も多いと思います。
私は前職で福井市と越前市、鯖江市に教室がある進学塾で塾講師として、10年間勤務しておりましたが、藤島・高志・武生という県内トップクラスの進学校に合格した生徒のほとんどが、家庭学習の進め方がわからない状態からのスタートでした。
そこで、今回は、『成績に結び付く家庭学習の進め方』について触れたいと思います。
本来、勉強は自分独りでやることが基本です。
しかし、勉強の仕方が正しいのか?こんなことして意味があるのか?など、不安になる気持ちが邪魔をします。
大切なことは、
間違い直しをいい加減にしない!
生徒さんの学習の様子などを見ていると、問題を解く時は一生懸命、集中して取り組んでいますが、マル付・間違い直しはアッとと言う間に終わらせて次にいく…こんなことの繰り返しでした。
これは、成績が伸びない家庭学習のやり方です。なぜなら、問題を解くことができるのは、既に理解できている内容だから、特に集中していなくてもできるはずです。
極端なことを言うと、TV観ながら、友達と喋りながらでも出来るということです。そんな問題は、いっそのことやらなくても良いくらいです。できる問題に時間を割くことは学力のプラスにはなりませんから。
逆に、間違った問題はどうでしょうか?
これは、「いま持っている知識では解けない・分からない問題」ですよね? それならば、この間違った問題は赤ペンで正解を書き写すだけではなく、間違った問題の周辺知識をつけて、徹底的に間違い直しをすることがとても重要なんです。
間違い直しとは、
いまの自分ができない問題をできるようにすること!
間違い直しをする時にも、自宅にあるアイテムを上手に活用することで、学習成果に驚くほど差が出たりする方法があります。自分に合った問題集の選び方などもブログでアップしていきますね!
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